不妊症体験談(41歳)卵巣機能低下、子宮腺筋症、子宮筋腫

結婚して一年。
結婚と同時に妊活スタート。

結婚される前年に子宮筋腫の手術を開腹でおこなっているが
すでに再発。

子宮筋腫や子宮内膜症、腺筋症などから
生理痛がひどく
腰痛、性交痛などもあり、
骨盤内癒着が進んでいると思われる。

生理前はイライラや気分が落ち込む。
月経周期は26日ということから、
卵巣機能低下が考えられる。

<<処方1>>

低温期

田七人参、活血剤、疏肝理気剤。

高温期

気血双補剤、清熱解毒剤、疏肝理気剤

全周期

亀板鹿茸製剤

<<経過1>>

月経周期は26から28になり
亀板製剤による効果があったと感じる。

<<処方2>>

処方1と同処方

<<経過2>>

全体的な体調はいいが
生理痛、腰痛などの
痛みが改善されない。

<<処方3>>

処方1に加えて

水蛭製剤、ピクノジェノール製剤
を服用いただき痛みや
骨盤内癒着改善に特化したものに

<<経過3>>

生理痛、腰痛はずいぶんと改善された。

病院での検査の結果AMHが0.16ということが判明し
体外受精にステップアップすることになる。

<<処方4>>

採卵周期に入るため

処方3に加えて

牡蠣製剤を服用いただく。

<<経過4>>

3個採卵でき

胚盤胞1個と
分割胚1個を凍結

<<処方4>>

移植に備えて骨盤内炎症の改善のための
処方に変更。

田七人参、丹参製剤、

水蛭製剤、ピクノジェノール製剤、

シベリア霊芝

<<経過4>>

生理痛などもほとんどなく、
体調良好。

凍結胚盤胞を移植予定

<<処方5>>

移植周期に入ったため
移植1週間前より

気血双補剤、清熱解毒剤、鹿茸製剤、シベリア霊芝

<<経過5>>

予定通り胚盤胞を移植して
妊娠判定プラス。

子宮筋腫に邪魔されて
胎嚢確認が遅れたが
心拍確認もでき順調に経過。

現在14週

<<考察>>

卵巣機能低下や子宮筋腫、子宮腺筋症など
妊娠に至るまでのハードルはいくつもあり、
むつかしいと思われる症例でしたが

採卵1回、移植1回で見事妊娠され
素晴らしい結果だと思います。

医療機関での優れた技術はもちろんですが

漢方薬の服用を始めて
5か月経過して採卵、
その後移植されたことも
良い結果につながった要因ではないかと思われます。